羽村市からのお客様 iPhone6(アイフォン6) ガラス割れ・液晶表示不良によるフロントパネル交換

今日は、iPhone(アイフォン)6のフロントパネル交換です。

当店に修理をご依頼いただくことが一番多いガラス割れによるフロントパネル交換。特に珍しいことではないのですが、今回はちょっと「iPhone修理あるある」なことがあったのでご紹介をしたいと思います。

まずは修理前の受付時にお預かりするiPhone(アイホン)の動作確認をします。
・画面表示は正常か?
・タッチはちゃんと反応するか?
・未修理のフロントパネルか?

※上記3つは軽度破損・重度破損の判断材料となり、それにより料金が変動します。
・各種ボタンは正常に機能するか?
・マイク、スピーカー、カメラは問題なく使えるか?

などなど。動作確認を行い、お客様に修理料金のご案内をしてからの受付となるのですが。。。

「ホームボタンが効かない」

お客様にお伺いすると、以前ガラスを割ってしまった際に他修理店にて一度フロントパネル交換の修理したことがあるとのこと。修理後は問題なかったが、数日経ったらホームボタンが使えなくなってしまったようです。

iPhone(アイフォン)には「AssistiveTouch」という機能があるので、ホームボタンが壊れてしまっても、不便ですがとりあえずは使い続けることができます。ですが、なぜホームボタンが効かなくなってしまったかが問題です。

iPhone6(アイフォン6)のホームボタン付近
これがiPhone6(アイフォン6)のホームボタン付近です。
ホームボタン付近を拡大
ホームボタン付近を拡大してみると?
ホームボタンを取り外し
ちょっとわかりづらいのでホームボタンを取り外してみました。

そうです。ホームボタンのケーブルが切断されているのです。iPhone5S(アイフォン5S)以降はホームボタンに指紋認証の機能が追加されているので、こんな感じのケーブルによって本体と繋がれています。

なぜこのケーブルが切断されてしまったのか?

(1) 単純な経年劣化や使いすぎによる破損
ないことではありますが、違う原因がありそうです。。。

(2) フロントパネルの修理時に誤って切断してしまった
あまりあってほしくないですが、この場合は修理後すぐホームボタンが使えなくなりますので修理ミスではないようです。

(3) 修理の手順や修理の仕方に問題があった
今回のケースではこちらの可能性が高いです。

では、どんな修理の仕方によってこういうことが起こってしますのかと言うと。。。

修理の仕方ホームボタンは→(矢印)にある、シリコンゴムによって取付・固定されています。ガラス割れによるフロントパネル交換をする際は、このシリコンゴムごとホームボタンを取り外して移植するのですが、ホームボタン付近の破損が酷かったり劣化により粘着部分が移植できない場合も多々あります。

万が一このシリコンゴムが取り付け時にきちんと接着されていない状況だった場合は、補強をするか新しいシリコンゴムと交換をします。

この工程・確認をしていなかったのだと思われます。

シリコンゴムは結構重要なパーツで、キチンとホームボタンが固定されていないと、ホームボタンがクルクル回ってしまってケーブルに負担がかかります。元々そこまで頑丈なケーブルではないので、そんな使い方をしていたらすぐにケーブルが切断されてしまうのです。

細かいところになりますが、お客様には見えない部分をどう修理するかは修理をする方の意識次第かと思います。最近では、お客様の目の前で修理をする修理店も増えてきました。それでも、こういう細かいところに関しては目の前で修理してても経験のないお客様には伝わりづらいところです。

当店でも、お客様のご希望があれば対面で修理を行うこともできますのでお気軽にご相談ください。(混雑状況によっては、通常の修理よりお時間がかかる場合がございます)

ガラス割れは綺麗に直りましたホームボタンは交換せずにそのままですが、ガラス割れは綺麗に直りました!

今回のケース症状:iPhone6(アイフォン6)のガラス割れ・液晶表示不良対応:フロントパネル交換修理(重度破損)時間:30分

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